レビュー冒頭のスペック表を見ていただくと、Zenfone Goに使われているCPUは、Snapdragon 400 1.4Ghzということがわかります。
話が少し逸れますが、CPUと申し上げましたが、決して間違いではありませんが、正確に言うとSoCになります。
CPUがCenter Proccessor Unitの略に対し、SoCはSystem on a Chipの略です。どういう構造かというと、計算処理を行うプロセッサーと、画像処理を行うプロセッサー、更にはカメラやWi-Fiまで制御するチップを、1つのパッケージに収めています。
話を戻して、このSnapdragon 400のパフォーマンスはどうなのか?
その前に、Snapdragon 400の位置づけを説明します。
SnapdragonはQualcomm(クアルコム)が製造するSoCです。最新のロードマップでは、Snapdragon 420/652/820がリリースされ、既に内蔵したスマートフォンも発売になっています。
Zenfone Goに搭載のSnapdragon 400は約3年前にリリースされ、最新シリーズより2世代前のSoCになります。そのシリーズの中にあっては、メインストリーム向けのSoCです。このSnapdragon 400の上には、アッパーミドルレンジのSnapdragon 600や、ハイエンドのSnapdragon 800があります。
メインストリーム向けというと聞こえが良いですが、わかりやすく言うと普及帯の製品ということです。
このSnapdragon 400ですが、ASUSがスマートフォンに初参入したZenfone5でも使われていました。その他には、LGのG2 mini、LGL25、京セラのKC-01、miraie KYL23、シャープの305SH、SHF32、SH-04G、ファーウェイのAscend G6、富士通のARROWS M01、らくらくスマートフォンF-06Fに採用されています。
Zenfone Goのパフォーマンスを見ていただきます。Zenfone Goを使い始めてまだ4日。実際のところ、体感的には正直わかりません。
このレビューの最終の更新には、それまで使ってきての感想なども盛り込みたいと思います。
とりあえず、Qaudrant Standard Editionを使い、ベンチマークで比較をしました。
左から、Zenfone Go、Zenfone2、Nexus5xです。
トータススコアですと、Nexus5xには遠く及ばないにしても、Zenfone2に肉薄しています。
細かく見ていくと、CPUに関してはZenfone2を凌ぐ結果となりました。ただしメモリのスコアが奮いません。Nexus5xと比較すると1/3。Zenfone2に至っては1/4。こういう結果になったのは、Nexus5xでは動作周波数が原因で、Zenfone2ではメモリーの搭載量(Zenfone2は4GB)の差が原因ではないかと考えます。
そしてよく見ていただきたいのが、3Dの結果です。3機種とも拮抗しています。これは恐らくが画像処理単体でのベンチマークで、このような結果になったものと思われます。
実際に3Dゲームなどをプレイすると、CPU(SoC)の性能も加わってきますので、性能差はかなりのものがあるのではと思います。
この点が気になったので、3DMark - The Gamer's Benchmarkも実行してみました。
結果はこちら。
実行したのはIce Storm Unlimitedで、そこそこ負荷のあるベンチマークです。
やはり予想したとおりでした。Zenfone Goは、他の2機種に比べて、かなりのロースコアです。実際に重めの3Dゲームをする場合には、これぐらいの性能しかないことを覚えておいてください。
「私はゲームはしないよ」という方には、ほとんど関係はありません。この事も付け加えさせていただきます。
4日間使ってみての感想ですが、ベンチマークほどの差は感じられず、むしろ逆にNexus5xよりキビキビと動く場面もありました。
このあたりについては、Zenfone2のレビューでも触れましたが、ASUSがPCで培ってきたノウハウを、チューニングという形で発揮したものと、私は考えています。
このベンチマークの結果では見えないところは、実際に使ってみないとわからないでしょう。
今後更に、Zenfone Goの魅力に迫ってみたいと思います。


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