4.内蔵ディスク容量は16GBだけど、大容量MicroSDで容量不足を解消できます
これがZenfone Goのセットアップ後のストレージの状態です。
総容量16GBのうち、空きが約10GB。結構優秀なほうだと思います。
この空き容量では、ブラウザやメール、SNSなどをするには問題ありません。しかし、写真や動画を撮影したり、ゲームなどをするには不安が残ります。と言うか、無理です。
ASUSの製品ページには、公式には何GBまでのMicroSDが使えるということは記載がありません。ネットの情報だと、64GBのMicroSDXCカードが動作報告に上がっています。
(ASUSのZenfone GoのPDFによる仕様には、使えるMicroSDの容量は64GBまでと記載がありました。)
このレビューで、64GBのMicroSDXCカードが使えますだけで終われませんよね!?
64GBのMicroSDXCカードが使えるので、恐らく128GBは使えると私は踏みました。
しかし、ここで私のレビューアー魂に火が点いたわけです。
現在流通している最大容量の200GBを手配。
恐る恐るスロットへ挿入しました。
見事、認識しました。認識だけではなく、問題なく読み込みも書き込みもできました。
正直、確信というものがなく、勢いだけで買ったわけで、使えてホッとしました。まぁ、使えなかったとしても、メディアなので、後々使い回しはできますけどね。
200GBは1万円ぐらいするので使わないにしても、128GBだと特価で4000円を切ってますので、容量不足は解消されます。
ここで疑問が沸きました。
microSDだと、アクセススピードが遅いのではないのか?というものです。
PCだと、CrstalDiskMarkなどのベンチマークソフトがありますが、Androidでもあるのかと探してみました。
あるんですよね。
A1 SD Benchというアプリを使って、MicroSDのアクセススピードを計測してみました。
結果はこちら。
Readが61.30MB/s、Writeが30.76MB/sという結果でした。
最近では100MB/sオーバーのmicroSDもあるぐらいなので、決して超高速とは言えませんが、十分高速な部類に入るでしょう。
今回使ったPATRIOTのMicroSDXC 200GBですが、実はPCでCrystalDiskMarkを使ったほうが、パフォーマンスが劣るのです。
使ったアプリが違うにしても、こういうことがあるんですね。
さて、このアプリですが、同時に複数台の計測を行うと、Resultsのタブに何故か一覧表示されるのです。
上がZenfone2、下がZenfone Goです。
Zenfone2には、メーカーの違う32GBを使っています。スペックが違うにしても遅いですね。
ここで更に疑問が沸きました。
このアプリで内蔵ディスクも計測したら、面白いんじゃね!?と。
上がZenfone2、下がZenfone Goです。
Zenfone2と比較して、Readは116%高速で、Writeに至っては221%の高速でした。
ひょっとしたら、Zenfone GoはZenfone2と比べて、体感的に遜色が無いと感じられるのは、これが起因しているかもしれませんね。
是非皆さんも、お持ちのスマホのアクセススピードを測ってみてください。
さて、スピードはともかく、少ない容量を補うことのできる、大容量のMicroSDが使えることがわかりました。
容量不足で、Zenfone Goの購入に二の足を踏んでいた方には、朗報と言えるのではないでしょうか?
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