Zenfone Goにインストールされているアプリの一覧を見ていただきます。
3枚目の画像のGoogle設定までが初期にインストールされているもので、あとの7つのアプリは、ASUSから追加でインストールしたものです。
インストールされているアプリを順番に見ていただきますが、Google関連はここでは省略させていただきます。ご了承ください。
またわかりやすくするために、極力簡単に短く説明をさせていただきます。
①アプリのバックアップ
文字通り、バックアップアプリになります。
操作手順を1枚の画像にしていますが、システムアプリデータとインストール済みアプリをバックアップできます。
保存先はMicroSDになります。
このアプリの秀逸なのは、アンインストールの操作ができない、つまりシステムアプリもバックアップできることです。
当然バックアップしたデータからの復元も可能。
私はAndroidでは、有料のMyBackup Proというアプリを使ってました。この「アプリのバックアップ」があれば、有料のアプリは必要ありません。
②カメラ
Zenfone Goのカメラは、背面が800万画素。前面が500万画素です。
Zenfone Goに搭載のカメラも、俗に言うデジタルカメラです。光学レンズ搭載ですが、アプリを使って撮影するから、デジタルカメラと言います。
よって、カメラの機能としてではなく、カメラアプリとして紹介させていただきます。
いろんな設定が行えますが、デフォルトではオート設定になっています。
オート設定だと、このように画面内にチュートリアルが出てきます。使い方がわからない方でも、すぐに使うことができます。
画面内の右下にある4つの四角をタッチすると、いろんなモードに変更できます。
モードの中にはQRコードもあり、QRコードアプリが見当たらない時は、カメラアプリを開いてみてください。
静止画撮影での設定項目です。
動画での設定項目です。
アプリの設定項目です。
保存先などの設定が行えます。
かなり事細かに設定が行えますが、なかなかこれを使いこなせないでしょう。それならオートモードで十分かと思います。
カメラアプリの説明の最後になりますが、1つだけ惜しい点があります。
それは静止画撮影では、手ぶれ補正がありません。もともと光学手ぶれ補正ではなく、ソフトウェアで制御しているので、どうしても手ぶれ補正が必要な方は、Playストアで「手ぶれ補正」と検索すれば、いろんなアプリがありますので、そちらを使ってみて下さい。
③カレンダー
カレンダーアプリも結構使いやすいです。
1日で表示させたところ。
1週間で表示させたところ。
1ヶ月で表示させたところです。
また予定リストもあります。
私は今までカレンダーアプリはジョルテを使っていましたが、ジョルテとの操作感も差がないので、これでも十分かなと感じました。
カレンダーアプリはこれぐらいにして、次に行きます。
④ギャラリー
アルバムアプリになります。
アプリを開いたところですが、これにも面白い機能があります。
カメラフォルダに入っている画像が、この画面で、スライドショーになります。一枚一枚切り替わります。
このアプリから写真を印刷することも可能。
各種Cloudサービスとも連携し、自動でアップロードもしてくれます。
地味なアプリではありますが、便利な機能も搭載しています。
⑤クィックメモ
メモアプリです。
手書きにも対応しており、文字通りクイックにメモを残すことができます。
1つのメモはページで管理されています。
文字の色を変えることもできますし、ページそのものの色を変えることもできます。
⑥テーマ
ZenUIのテーマを変更できます。
ランチャーアプリほど多くはありませんが、Zenfoneに最適化されたテーマやアイコンパックが提供されています。
⑦ファイルマネージャー
文字通りファイルマネージャーです。
グラフィカルな操作系で、ファイルの操作が簡単に行えます。
種類別に分けられているので、目的のファイルに素早くアクセスできます。
またファイル操作以外のツールも装備しています。
パソコン側のブラウザで、URLを入力します。
すると、パソコンでZenfone Goのストレージ内を操作できます。
またZenfone Goのストレージ内のクリーンアップも行えます。
機能的にも、他のファイルマネージャーアプリと遜色ないと言うか高機能なので、別途ファイルマネージャーアプリを追加する必要はないでしょう。
⑧ブラウザ
ブラウザアプリです。
非常に高速な起動と、軽快に動いてくれます。
タブこそ表面上は見えませんが、管理としたら、タブで管理されていて、下にある①でタブの切り替えができます。
ブックマークもアイコンで表示されていて、直感的にアクセスしやすいです。
ナビゲーションというものがあり、今日の検索キーワードが表示されています。
またスクリーンショットは掲載しませんが、保存した画面もこのアプリが管理ができます。
⑨メール
メールアプリになります。
GmailやHotmailなどに対応しており、他にPOP3/IMAPに対応しています。
今回のレビューは、MVNO(格安SIM)を検討されている方向けなので、あまり関係無いかもしれませんが、IMAPに対応していることで、ドコモメールもこのアプリで受信できます。
今まではCosmoSiaを使っていましたが、このアプリでもフォルダ分けがちゃんとされたりと、十分に使えるアプリだと思いました。
(注)最新のシステムアップデート後に、初期化を実行すると、このメールアプリが削除されるそうです。もし今後も使う予定なら、初期化の前に、アプリのバックアップをしてください。初期化後に復元すれば、今まで通り使えます。
⑩メッセージ
MMSのアプリになります。
デフォルトでは、自動受信が無効になっています。
Googleのアプリでは、ハングアウトが同じアプリになりますが、わざわざハングアウトをインストールしなくても、これで十分使えます。
⑪やることリスト
+で新しいタスクを追加することができます。
なおZenMotionのところで触れた、「モーションジェスチャー」でもこちらに自動でタスクが登録されます。
⑫音楽
ミュージックアプリになります。
音楽の再生ももちろん、このアプリで行えます。
設定には、イコライザーもあり、音の調整も可能です。
また、ネットワーク内のミュージックサーバーからの再生にも対応しています。
このアプリも、クラウドサービスに対応しており、Google DriveやDropBoxからのストリーミング再生もできます。
見た目が非常にシンプルですが、多機能なミュージックアプリと言えるのではないでしょうか。
⑬音声レコーダ
ボイスレコーダーのアプリです。
デフォルトでは、AACでエンコードされ、内蔵ディスクに保存されます。
エンコード形式の変更可能で、高音質なPCMや低音質なARMにも変更でき、保存場所もMicroSDに変更できます。
なお最長録音時間は6時間で、それ以上は録音できない仕様になっています。
⑭懐中電灯
背面のフラッシュを懐中電灯として使うアプリになります。
常時点灯モードに加え、点滅するSOSモードも搭載しています。
また液晶をスクリーンにすることもできます。
色を変えたり、明るさも変えることができます。
⑮時計
時計アプリです。
予め設定した場所の時間と、天気を表示してくれます。
なぜか台北を追加してたりします。
目覚まし時計もあります。
スヌーズの設定も可能。
また設定した時刻には、ラベルも追加できます。
ストップウォッチも搭載。
当然、ラップも計測できます。
タイマーモードもあります。
こちらにもラベルを追加できますし、音を変更することも可能です。
⑯自動起動マネージャー
レビューの中程で一度触れましたが、バックグラウンドで動いているアプリを制御するアプリになります。いわゆるタスクキラーアプリです。
これは、追加したアプリだけに限らず、システムアプリの制御も行えます。
細かい設定により、バックグラウンドで動作しているアプリを最小限に抑え、結果的に、動作を軽くし、更にはバッテリー駆動時間を伸ばすことに貢献しています。
⑰省電力設定
Zenfone Goの省電力設定が行えます。
デフォルトではスマートに設定されています。
かなり細かく設定が行えるのも、ASUSのZenfoneシリーズならではと思います。
バッテリー残量が15%と切ると、スーパー節約モードへの移行を促されます。
なおカスタマイズ以外のモードでは、設定内容は変更できません。
更に詳細に設定する場合は、カスタマイズモードを選択してください。
⑱設定
Zenfone Goの設定が行えます。
レビューに最後に、セットアップの仕方を紹介しますので、そちらで設定には触れたいと思います。
⑲天候
お天気アプリです。
AccuWeatherのサービスを使っています。
1時間ごとの予報も見ることができ、温度と降水確率が確認できます。
更には日の出と日没時間や、月の予想も見ることができます。
UVレベルも表示され、2日先までのUV予報も確認できます。
⑳電子書籍
ebookJapanのアプリもインストールされています。
「君に届け リマスター版」
「進撃の巨人 1巻」
「想像ラジオ」
が同梱されています。
㉑電卓
かなり簡易的な電卓で、メモリー計算は行えません。
隠し機能として、単位変換が行えます。
画像のように、数値を入力することで、下には違う単位に自動で変換してくれます。
変換できるのは、距離、領域、質量、体積、速度になります。
㉒電話・連絡先
電話と連絡先のアプリは、別々で起動できますが、実際は2つのアプリは統合されています。
お気に入りに追加できたり、グループの編集も行えます。
今回のレビューは、MVNO(格安SIM)を検討中の方をターゲットにしています。
今までAndroidを使っていた方は、電話帳の移行は簡単です。使っているGoogleアカウントに、連絡先がバックアップされていますので、Zenfone Goに変えても、連絡先はそのまま引き継がれます。
ではiPhoneからZenfone Goに移行した場合を考えてみます。
連絡先の移行方法はいろいろありますが、私が気に入っている方法をお教えします。
iPhoneのアカウントが生きていることが前提になりますが、PlayストアからSync for iCloud Contactsを、Zenfone Goにダウンロード、インストールします。
こちらに、Apple IDを入力することで、iPhoneの連絡先が自動で、Zenfone Goに同期されます。
私もiPhoneを使っていますが、新しい連絡先は、iPhoneで作成し、自動でZenfone Goに更新されています。
非常に便利なアプリなので、是非使ってみて下さい。
㉓ASUS Mobile Manager
このアプリから、17.省電力設定、16.自動起動マネージャーにジャンプします。
データ使用では、1ヶ月のモバイルデータ通信量が確認でいます。
通知は、各アプリの通知を制御できます。
㉔ASUSサポート
ZenfoneのハードやZenUIのFAQが収録されています。
アシストでは、Zenfone全般のFAQが閲覧できます。
ZenUI FAQも同じです。
メッセージボードでは、最新情報が更新されています。
モバイルケアでは、Zenfone Goの現在の状態が確認でき、メモリ解放、省電力設定、自動起動マネージャーへジャンプできます。
㉕ATOK
これまでのZenfoneシリーズ同様に、ジャストシステムのATOKが収録されています。
どうせATOKを使うなら、ジェスチャー入力(フラワー入力)を使ってみて下さい。
濁点、撥音なども、指をスライドさせるだけで、入力することができます。
慣れるまでは少し時間は掛かりますが、慣れてしまえば、これほど便利な入力方法はないと思えるはずです。
あと、ATOKクラウドサービスというものがあります。
もしパソコンでもATOKを使っているようなら、アカウントのメールアドレスとパスワードを入力してください。
パソコンとZenfone Goで、よく使うワードが定期的に配信されます。非常に便利なサービスです。
ATOK製品版はPlayストアでも販売されていますが、単体で1500円。Zenfone Go自体安いのに、ATOKが付属するだけでも、非常に魅力的です。
実は私は、月額版のATOKプレミアム会員です。Android版のATOKが、料金内で使えます。その上、ATOKプレミアム会員になる前に、製品版を購入しているので、3つのATOKがインストールされています。
㉖AudioWizard
動画、音楽、ゲーム、ボーカルの音声をチューニングできます。
高度な効果を開くと、ボリューム、ベース、高音域の調整と、会話の増幅が行えいます。
イコライザーは、プリセットイコライザーはなく、手動で調整できます。
㉗FMラジオ
文字通り、FMラジオのアプリです。
内蔵スピーカーでは起動せず、ヘッドセットが必須になります。
㉘i・フィルター
「iフィルター」というアプリの広告へジャンプします。
㉙MyASUS
MyASUSでは、製品のサポートをオンラインチャットで行えたり、FAQを参照できます。
製品登録も行え、修理中の製品の状況の確認もできます。
また、サポートへのメールもこちらから送信することができます。
㉚PhotoCollage
画像編集アプリになります。
フレームや文字入力、スタンプを押したりできます。
エフェクト効果も多数収録されています。
このように、坂本龍馬像の後ろに虹を追加することもできます。
かなり高機能なアプリで、あのアプリやこのアプリは必要ないでしょう。
㉛Share Link
Share Linkは、同一ネットワーク内のパソコンとファイルの送受信ができるアプリです。
Zenfone Goから送信できるファイルは、音楽、写真、動画、その他ファイルで、ほぼ全部のファイルを送信できます。
また、追加でインストールしたアプリを丸ごと送信することも可能。バックアップとしても使うことができます。
このShare Linkを使うには、パソコン用のアプリのインストールが必要です。
とても使い勝手の良いアプリで、以前まではスマホ-パソコン間のファイルの送受信は、Bluetoothを使っていましたが、こっちの方が操作が簡単ですし、通信速度も速いです。
操作も非常に簡単で、アプリを開き、目的のファイルを選択し、送信を開始。アプリをインストールしたパソコン側では、受信を許可するか否かの選択だけです。
ファイルも複数送信できますが、フォルダ丸ごとを送信することもできます。
同様に、パソコン側からも同じことができます。
このアプリを使えこなせば、スマホとパソコンをUSBケーブルで繋いだり、ファイルをMicroSDに書き込んだりすることがなくなります。
本当に便利なアプリです。
㉜WebStorage
ASUSが提供しているWebStorageのフォルダを参照できます。
事前に(セットアップ時)にユーザー登録することで、オンラインストレージを使うことができます。
決して大容量とは言えませんが、写真のバックアップなどには使えそうです。
㉝Yahoo!
Yahoo!ブラウザです。
説明は不要でしょう。
㉞ZenCircle
ZenユーザーのSNSのようなものです。
使ったことがないので、それ以上説明できません。
㉟MiniMovie
動画作成アプリになります。
簡単に動画を作れたり、スライドショーも作ることができます。
宝箱ストアでは、動画の作成、スライドショーの作成を簡単に行える、テンプレートをダウンロードすることができます。
㊱Splendid
このアプリでは、ディスプレイの色を調整することができます。
デフォルトでは「バランス」に設定されています。
手動設定では、色温度、色相、サイドまで調整することができます。
プリインストールアプリで、ここまでできるスマートフォンってあるでしょうか!?
私はZenfoneが初めてです。
㊲What's Next
カレンダーアプリとよく似ていますが、わかりやすく言うと、行動一覧表です。
Googleカレンダーの予定を一覧表示でき、表示が必要なければ、左にスワイプして削除ができます。
この削除の操作は、Googleカレンダーの予定を削除したのではなく、あくまでも表示から削除を行っただけになります。
今日だけの予定が表示されているのでなく、スクロールしていけば、今日以降の予定を確認することが出来ます。
カレンダーアプリとひと味違った、便利なアプリだと思います。
㊳PC Link
PC Linkというアプリです。
このアプリも、パソコン側でアプリのインストールが必要になります。
このアプリは、Zenfone Goの画面を、パソコンのデスクトップに映し出すことができます。
これだけ聞くと、Miracastに近いものと思われるでしょう。
全く違います。
映し出された画面を、マウスやキーボードで操作ができます。
また、Zenfone Goで受信したメールの通知なども、パソコン側でも通知されます。
こんなこともできます。
ソリティアのクリアーが速いでしょう。でもこんなんじゃありません。
最速クリアー時間は、3枚配りで47秒という記録を持っています。
それはさておき、ほぼZenfone Goの操作を、パソコン側で操作することができます。
ほぼと言ったのは、全て確認していないからです。
また今回は縦の画面を見ていただきましたが、Zenfone Go本体を横向きにすると、パソコン側の画面も横向きになります。
横向きに最適化されたアプリやゲームもパソコンで楽しめるということです。
1つだけ注意をしてほしいのが、常にWi-Fiを使っているので、バッテリーの消耗がメチャクチャ速いです。
PC Linkを使うなら、充電しながらのほうが良いと思います。
㊴LiveWater DayScene MyOcean
LiveWater、DayScene、MyOceanは、動く壁紙です。
こちらから壁紙の設定が行えいます。
㊵Remote Link
最後になりました。
Remote Linkという名前を聞くと、リモートデスクトップのようなアプリと思うでしょう。
全く違います。
Zenfone Goの画面を、パソコンのタッチパッド代わりに使えるアプリになります。
こちらも事前に、パソコン側でアプリのインストールが必要です。
例えばパソコンでプレゼンをしているとします。
そのスライドを、Zenfone Goで操作ができます。
同様に、音楽や動画の操作も行えいます。
パソコンの再起動、シャットダウンの一連の操作も行うことができます。
先ほどリモートデスクトップとは、全く違うと言いましたが、かなり広い意味で言うと、リモートデスクトップのようなアプリかなと思います。
以上のインストールされている全てのアプリに説明を終わります。
よくできたアプリが多く、これにSNS関連、Office関連のアプリを追加するだけでいいと思います。
是非アプリを使いこなしてください。
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